ワンポイントレッスン
2017.03.01 | ![]() |
~墨の磨り方について~ |
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今月のワンポイントレッスンは~墨の磨り方について~
古人は「磨墨は幼児のごとく、執筆は壮夫の如し」と言っている様に磨墨は軽くしないと粒子があらくおり、よい結果は得られません。
磨墨は図①に示す様に硯面全体で磨るようにしないと硯のある一ヶ所だけがへこんでしまいます。
(図①)

磨墨は墨の持ち方によって、垂直磨り・斜磨り(図②)の二つにわけられます。
垂直磨りとは、硯面に対して墨を直角にして磨る方法であるが、磨墨後によく磨墨面を拭き取っておかないと墨の角が割れることがあるのと、硯面に密着して損傷することがあるので注意しましょう。斜磨りとは、長い墨でする場合、自分の方に少し倒して、時々方向を変えながら磨る方法で、あたりもやわらかくてよい墨汁が得られます。
(図②)
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古人は「磨墨は幼児のごとく、執筆は壮夫の如し」と言っている様に磨墨は軽くしないと粒子があらくおり、よい結果は得られません。
磨墨は図①に示す様に硯面全体で磨るようにしないと硯のある一ヶ所だけがへこんでしまいます。
(図①)

磨墨は墨の持ち方によって、垂直磨り・斜磨り(図②)の二つにわけられます。
垂直磨りとは、硯面に対して墨を直角にして磨る方法であるが、磨墨後によく磨墨面を拭き取っておかないと墨の角が割れることがあるのと、硯面に密着して損傷することがあるので注意しましょう。斜磨りとは、長い墨でする場合、自分の方に少し倒して、時々方向を変えながら磨る方法で、あたりもやわらかくてよい墨汁が得られます。
(図②)
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