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支部作品展開催(滋賀県 中江文子先生)
中江文子先生
令和6年1月5日~1月14日
自宅教室2階にて支部作品展を開催いたしました。
令和6年能登半島地震で被害を受けられた方や関係各位の皆様におかれましては、年始早々のことであり、この時期の気象条件等大変な被害にあわれ、1日も早い復興を願っております。
今年は辰年2階では、一際輝く故山岸着龍先生の能の掛け軸が堂々とかかげてあり、天台宗の開祖である最澄が残した言葉を比叡山延暦寺の第253世天台座主を20年務めあげられた、山田恵諦様の一隅を照らすの1行書が、箱書きと共に展示してあります。
「比叡山宗教サミット」や「一隅を照らす運動」に尽力されたと伺っています。京セラの故稲盛和夫さんの著書で高僧の事を知りました。
新年早々のお習字では、学校の書初めの宿題を全員が四半切の用紙に書きあげて、2階の展示を見て、それぞれの賞状と、支部長賞賞状と筆と、お菓子を全員にプレゼントをしました。送迎時に保護者の皆様には観覧して頂き笑顔で挨拶をしてくださいました。
年末には、京都北野天満宮にお札を受けに行き、別の日には誓願寺・蛸薬師如来・六角堂・毘沙門堂にお参りに出かけ、六角堂では京都のロケに来ておられた俳優の中村雅俊さんに出会い嬉しいひと時を味わいました。華道家の祖父に幼い頃、「大きくなったら、池坊のお花の先生になるの」と尋ねたら、「好きな道に進め!」と言われ、父に小学3年生の夏休みに、北野天満宮に連れていってもらった時、菅原道真さんの話をしてもらって、鳥居をくぐったとき「大きくなったら、習字の先生になる」と思ったことが、夢が叶ったのです。
今日、1月6日は74歳の誕生日を迎えることができました。友人のお花の先生に大きく見事なアレンジフラワーを頂き、展示しております。スポーツで離れておられた中学生が書初めの宿題をしに来て下さって本当に嬉しい限りです。地元の保育園やこども園で目を輝かせて学んで下さった子どもが大きく成長されて、立派になっておられるのを、パソコンで拝見して、うれし涙がでます。月1回のオンライン支部長会議も、私を奮い立たせてくれる習研の仲間と共に、今年も頑張って行こうと思います。本部の皆さん、書友の皆さん今後ともよろしくお願いいたします。